「一度でいいからヨーロッパのクリスマスマーケットに行ってみたい!」
そんな風に思う人も多いのではないでしょうか?
クリスマスマーケットと言えばドイツが有名ですが、フランスにあるストラスブールも負けていないんですよ!
ストラスブールのクリスマスマーケットは、フランスで最も古いクリスマスマーケットで、その規模もヨーロッパ最大級と言われています。
街中を華やかに照らすイルミネーション、お店から住宅まで街中に施されたデコレーション、そんな中でいただくクリスマスマーケット名物のホットワイン…。

今回は、そんなストラスブールのクリスマスマーケットの魅力をたっぷりとお届けします!
ストラスブールクリスマスマーケットの見どころ
大聖堂広場
ストラスブールのクリスマスマーケットと聞いてこの景色を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
ストラスブールにあるノートルダム大聖堂は、フランス国内でも有数の美しさ。別名「バラ大聖堂」とも呼ばれ、赤褐色の岩で作られた荘厳さが印象的です。
大聖堂自体も細部までこだわりがあって美しいのですが、夜にクリスマスのイルミネーションが点灯されると、思わずため息が出てしまうほどの美しさです。
そんなストラスブールのシンボルである大聖堂の周りにもクリスマスマーケットがあり、多くの人で賑わっています。
ブログリ広場
フランス最古のクリスマスマーケットと言われているのはブログリ広場。
そんなに広くない広場には屋台がズラーッと並んでいます。
ひとつの広場の中に、クリスマスツリーのオーナメントやパン・デピスといったクリスマスの伝統的なお菓子、キャンドルなど数多くのお店が並んでいるので、この広場だけでも見ごたえは十分あります。
個人的にとても気になったのがこちら ↓
アルザス地方特有の木組みの可愛いお家の置物に見えますよね?
これ実は、家の中にキャンドルが置けるようになっており、煙突にアロマオイルを垂らして香りを楽しむためのアイテムなんだとか!
壁の色や木組みのスタイルも少しずつ違っているので、自分だけのお気に入りを見つけるのも楽しそうですよね。

窓からはキャンドルの明かりが見え、まるで本物の家に灯りがついているよう
ブログリ広場のクリスマスマーケットは、可愛いエントランスにも一見の価値があります♡
クレベール広場
巨大なクリスマスツリーがあるのはクレベール広場。
実はストラスブール、クリスマスツリー発祥の地と言われているんですよ。
ツリーのふもとにはスケートリンクも設置されており、子供からカップルまで多くの人の楽しそうな声で賑わっています。

その大きさと豪華なデコレーションに思わずうっとりしてしまうはず
広場ではクリスマスツリーも売られています。やっぱり、ヨーロッパの家では本物のもみの木をクリスマスツリーとして飾っているところが多いです。
広場は、明るい時間に来てもキレイですよ!
オルフェーブル通り
クリスマスシーズンには、街中のいたるところにデコレーションやイルミネーションがされています。
その中でも有名なのが、ストラスブール大聖堂の手前を左に入ったところにあるオルフェーブル通り。
少し狭い通路の両脇には、パティスリーやチョコレートのお店がびっしりと並んでいます。
このオルフェーブル通りにあるお店のデコレーションは必見です!歩くだけでも十分楽しめます♡
お店ごとに異なるデコレーションに注目しましょう。それぞれの個性が詰まったデコレーションの数々は迫力満点です。
プティット・フランス
アルザス地方特有の木組みの可愛いらしい家が並ぶのはプティット・フランスというエリア。
コルマールにも似た景色が広がっています。
一度でいいからこんな可愛い家に住んでみたい!と思ってしまいますよね・・・
コロンバージュと言われる木組みの家が並ぶこのエリアは、どこを切り取っても絵になります。普段から可愛らしい雰囲気があるこの街並みにクリスマスのデコレーションが加わると、一気に絵本の中に入ってしまったかのような気になります。
ストラスブールクリスマスマーケットを楽しむために欠かせないもの
ホットワイン
極寒の中、クリスマスマーケットを散策するのに欠かせないのがホットワイン!
赤ワインにオレンジやりんご、シナモンなど様々なスパイスを入れて煮込まれたホットワインはクリスマスマーケット名物です。

ジュースみたいに美味しいのですが、飲みすぎないように注意しましょう(笑)
カップはお店によってデザインが違います。実はこのカップ、持ち帰ることが出来るんですよ♡
通常、飲み終わったカップは返却すればデポジット(1ユーロくらいかな?)が返ってくるのですが、記念にカップを持ち帰りたいという人は返却しなくてもオッケーです。
アルコールが飲めないという方には、ホットジュースもありますよ!
オレンジジュースやりんごジュースをスパイスと煮たもので、こちらも体が温まります。
クリスマスマーケットでは、ホットワイン用のスパイスも売っています。
これがあれば日本に帰ってからもホットワインを楽しめますね♡

自分や友人へのお土産にもオススメです
スフレンハイムの焼き物
ストラスブールのクリスマスマーケットでよく見かける陶器アイテム。
実はこれ、スフレンハイムといってアルザス地方の伝統品なんです。
色鮮やかなデザインが特徴的で、こんな可愛いアイテムがあったらキッチンに立つのが楽しくなりそうですよね!
アルザス地方に有名な、コウノトリがデザインされたものも多いです。
なかでも有名なのは、クグロフというアルザス名物のお菓子を焼くための器。

飾っておくだけでも良さそう~♡
アルザス名物を屋台で
ストラスブールはドイツとの国境に位置しています。そのため、クリスマスマーケットでも結構ドイツ料理が楽しめます。
酢漬けのキャベツやソーセージを使ったシュークルートや、じゃがいもを使った料理はクリスマスマーケットのいたるところで見つけることができます。大きな鍋で豪快に調理されている様は迫力満点です!
あの有名なカリーウルストもありましたよ♡

ソーセージを使った料理が豊富で、まるでドイツにいるよう
プレッツェルは食べ歩きにもピッタリ!チョコレートがかかった甘いものから、チーズが乗った食事系のものまであります。
2019年のクリスマスマーケットの開催期間、営業時間は?
開催期間
公式ホームページによると、今年 2019年のクリスマスマーケットの開催時期は以下の通りです。
【ストラスブールクリスマスマーケット開催時期】
▶ 2019年11月22日 ~ 12月30日
※ただし、12月25日を除く

11月後半から、クリスマス後の年末までマーケットが楽しめるんですね
営業時間
営業時間は、曜日や日によって変わってくるので注意が必要です。
【ストラスブールクリスマスマーケット営業時間】
11月22日(初日) :14~21時
11月23日~12月30日:11~20時
※金曜日は21時、土曜日は22時まで
※12月24日は11~18時まで
※12月25日は完全にクローズです
基本的にはお昼前から夜20時までお店はやっています。金曜日や土曜日などの週末は少し遅くまで開いているみたいですね。
24日のクリスマスイヴは営業時間が短く、クリスマス当日は完全に閉まっているので注意しましょう。
一度は行きたい!ストラスブールのクリスマスマーケット
いかがでしたか?
ストラスブールのクリスマスマーケットにある見どころ、オススメをご紹介しました。
「クリスマスの首都」と言われるストラスブールのクリスマスマーケットの魅力が少しでも伝わっていたら嬉しいです。
開催期間も、11月後半から年末までと長く比較的訪れやすいと思うので、ぜひ本場ヨーロッパで夢のようなクリスマスを過ごしてみてはいかがでしょうか?

一生の思い出になること間違いなしです!