フランス人と日本での結婚手続き編、第二弾は婚姻届の提出です。
実際に私が市役所に婚姻届を提出したときの必要書類や注意点をご紹介します。必要な書類は各自治体によって異なるので、あらかじめ自分の近くの市役所に確認するようにしてください。
この記事を読めば、婚姻届以外の必要書類や、体験から学んだ注意しておきたいことが分かるようになっているので、ぜひ最後まで読んでもらえると嬉しいです!
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市役所に婚姻届を提出する
必要書類
①婚姻届
②婚姻要件具備証明書
前回の記事で在日フランス大使館に発行してもらったもの。
③婚姻要件具備証明書の日本語訳
用紙はフランス大使館からもらえます。簡単な穴埋め程度の翻訳でオッケーです。
④パスポートのコピー(フランス人のもの)
⑤パスポートの日本語訳
フランス人のパスポートのコピーと日本語に訳したものを提出します。
翻訳用のフォーマットは市役所でもらいました。翻訳と言っても難しいものではなく、旅券番号や国籍などを埋めていくだけでした。
⑥出生証明書のコピー
⑦出生証明書の日本語訳
日本語訳は形式自由のフリーフォーマット。個人的に一番大変だったのがこの出生証明書の翻訳です。
原本には、彼の両親の名前、住所、生まれたときのことが長い文でつらつらと書かれており、翻訳しづらかったので箇条書きに訳しました。

市役所の人からは、出来るだけ原本と同じ順番になるようにとお願いされました
私の地元の市役所では、婚姻届を含む計7種類の書類を提出しました。
国際結婚で婚姻届の提出時に注意すること
訂正印を持っていく
きちんと調べて記入した書類にも、窓口で修正が必要になる場合があります。その場で修正できるように訂正印(印鑑)は必ず持っていくようにしましょう。
実際に私は、書類に関して念入りに調べ記入したつもりでしたが、提出時には訂正印で真っ赤になってしまいました(苦笑)。
婚姻届記載事項証明書の発行を依頼する
市役所で婚姻届けを提出した後、日本での入籍をフランスに報告する手続きをします。そのとき必要になるのが婚姻届記載事項証明書です。
この証明書の発行を市役所にお願いしておきます。
私が調べたときは、入籍当日に発行してもらえるとこもあるみたいでしたが、私の地元では発行までに数日かかるとのことでした(入籍の手続きがきちんと完了されてから発行の手続きをするため)。
旦那さんの苗字に変更したい場合は追加書類が必要
日本人同士の入籍であれば苗字は自動的に旦那さんと同じものになりますが、国際結婚をして海外の苗字を名乗りたい場合は別途書類が必要です。
市役所で「外国人との婚姻による氏の変更届」という紙をもらってきましょう。
事前に婚姻届などと一緒にもらっておくと入籍日はスムーズに手続きできるのでオススメです。
婚姻届の提出までにかかった時間
私たちはお昼頃市役所に着き、14:15頃すべての書類を提出し終えたので、合計2時間ちょっとかかりました。正直びっくりです。

自分なりにいろいろ調べて念入りにチェックした提出書類でしたが、書き直しがあったり窓口で追加書類を求められたりと、想定外のハプニングが多かったです
主な原因としては、
・フランス人の出生証明書の日本語訳が必要だと知らなかった
・書類の記入方法に自信がなくシャーペンで下書きしておいたものを、窓口でボールペンで清書するのに時間がかかった
です。
入籍日当日は、書類を提出したあとに結婚指輪を作りに行く予定があったので間に合うかとハラハラしました・・・。みなさんはこんなことにならないように、入籍日は時間に余裕を持っておくのがオススメです。
国際結婚で市役所に婚姻届を提出するときのまとめ
フランス人と日本で婚姻届を提出するときのポイントをまとめます。
【必要書類】
①婚姻届
②婚姻要件具備証明書
③婚姻要件具備証明書の日本語訳
④パスポートのコピー(フランス人のもの)
⑤パスポートの日本語訳
⑥出生証明書のコピー
⑦出生証明書の日本語訳
・書き直しが出たとき用に訂正印を持って行く
・婚姻届記載事項証明書の発行を依頼する
・苗字の変更には別途申請書を提出する必要あり
・なにかあったときの為、入籍日の予定は余裕をもって
以上のポイントを押さえてもらえればフランス人との入籍手続きはそんなに難しくはないです。

大切な方と素敵な入籍ができるように応援しています♡
無事に終わったらまたこちらで報告させていただきますね!